2013年5月8日水曜日

ケーブルマニア

どうも、8の字巻きの魔術師北川です。

ちょっとオタッキーな話になりますが、
興が乗ったので今回はケーブルについて書こうと思います。

まず、前置きとして、
これは完全に個人的な感想で書いているんで、
その辺理解頂けるとありがたい。

ケーブルで音が変わるって言うのはにわかには信じがたい事実かもしれませんが、
変わるんですよ。かなり。
とあるスタジオ(めっちゃ有名なところ)のエンジニアの方もこの間話した時言ってました。
その方も「びっくりした」と。

僕がこういうことに興味を持ったのは忘れもしません、
あれは暑い夏の日でした。
スタジオの練習に行く時に電車で、
「あ!!ケーブル忘れた!!」
となって、脂汗をバリバリにかきながら楽器屋にダッシュ。

かなり長く使っていたケーブルだったもんで、
同じものが売ってなくて、
ProvidenceのB202を買いました。
そんでスタジオに行ってギター弾いた瞬間に、

「う、うるせぇ。。。」

となった訳です。
前に使ってたケーブルが音が悪いケーブルだったのに、
B202は全体的にハッキリ出ててうるさく感じただけなんですけどね。
B202自体は悪いケーブルではないですよ、マジで。
ハッキリとした音を出してくれるケーブルですから。
そこから色んなケーブルをやたらに買いあさり、
時には作り、
を繰り返してきました。

それで、レコーディングの時にマイクは用途によって変えるのに、
ケーブル変えないってもったいなくない?
と思った訳です。

それで今は録音の設計をちゃんとするようになりました。
1、録る音の分類
2、その音に合わせたマイク選び+ケーブル選び
3、うんちゃらかんちゃら・・・
みたいな。

本当ならフラットに録って後で処理すれば良いって思うんだけども、
先に当たりをつけて考えておけば、後の処理も楽になるし、意味を持たせることも出来ると。


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一例ですけど、前にやったレコーディングは、

・ドラム
(トップ)AKG C451B+QAC202
(スネア)SHURE SM58(上)SHURE SM57(下)+QAC202
(ハイタム)SHURE SM58+PA02
(ロータム)SENNHEISER MD421+PA02
(フロア)SENNHEISER MD421+PA02
(キック)AKG D112+PA02
(アンビエンス)RODE NT2A+QAC202

・ベース
(ベース周り)B202
(アンプ)AMPEG SVT3Pro
(マイク)SENNHEISER MD421+PA02
(ライン)PA02

・ギター(一朗くん)
(ギター周り)G-SPOT
(アンプ)マーシャル2000
(マイク)NT2A+QAC202 / SM58+CANARE EC05

・ギター(僕)
(ギター周り)QAC202G
(アンプ)ORANGE ROCKERVERB
(マイク)AKG C414XL+QAC202 / SM58+CANARE EC05
(ライン録り分)QAC202G / MONSTER SP1000

・ボーカル
(マイク)AKG C414XL、AT4040、NT2A
(ケーブル)QAC202

・コーラス
(マイク)NT2A
(ケーブル)PA02
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って感じです。

QAC202はハイ〜ミッドにかけて誇張なく前に出す感じ。レンジ広め。
PA02はミッド〜ローをメインで拾う感じ。
G-SPOTはミッド〜ハイミッド。分離良い。
B202は全体を派手に押し出してる感じ。ハイファイ。
EC05は一般的な音。ミドル寄り。
SP1000はフラット。マジでフラット。


このケーブルたちを会話させると

B202「よっしゃー!みんな準備は出来てるか!?行けんのか!?行くゾォオおおおお!」

PA02「おー」

EC05「お、お、おー!」

QAC202「はい」

G-SPOT「はい!はい!はーい!」

SP1000「・・・」

PA02「じゃあ僕がここら辺支えるんで」

B202「いーーーーやっほおおおおおおおお!!!!」

QAC202「じゃあ私はこちらを」

B202「ゔぁぁぁぁあああぃいいいいいいい!!!」

G-SPOT「真ん中しっつれーい!」

B202「ふぉおおおおおおおおおお!」

EC05「お、お、おーっ!」

B202「ひゃーっはっーーーーー!」

SP1000「・・・」

って感じ。



まぁ、あくまで個人的な感想ですからね。
話半分ってことでw
随分長くなっちゃったなw

それではまたいつか!
ちゃお!


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