2012年8月9日木曜日

発売中のCDの説明書

何事も挑戦であります!

『the poetry of "Noesis"』
のセルフライナーノーツ。
社会批判に満ちあふれたこのCDのセルフライナーノーツとは挑戦的です。
実に挑戦的。
そして僕(小市民)なんかが音楽を語るという無謀にも程があるこの挑戦。
やってやろうじゃないか!!!この野郎!!
まぁそもそもライナーノーツって何だ?っていう疑問が頭から離れないので、
曲の作り方とかその時こうだったみたいな裏話的な感じで読んでもらえるとありがたいです。
歌詞の内容は関係ないですよ、歌詞にはまた別の意味があるんで。
それを書くと友達が減ると思うので今回はやめておきます。
ちなみにタイトルのあとに()で付けたのはメンバー内での呼び名です。


1、Noesis/Noema(ノエシス)
これインストなんですよね。
様々な方々から「長い」、「歌わない」、「インスト」など批判の的となっている曲であります。
ソロの方の曲の作り方と一緒なんですけど、
ここにこのフレーズ入れようとか、ここの構成はこうしようとかそういうのじゃなくて、
自分の反射だけで全部のフレーズや構成を作っていったっていうヤツなんです。
ずっとレコーダーをループさせ続けて、
それこそ「適当」に何も考えず音を重ねて行くっていう作り方。
こんな作り方してるからレコーディングで時間がかかるんですよね。
リズム感覚も僕、フレーズの手癖も全部僕なのに、弾くのは僕じゃないので。
なんでインストなの?ってたまに聞かれるんですけど、
歌が入るって言うのは歌詞で新しい意味が乗るっていうこと。
ようは歌詞を書く作業って言うのは思考の上に成り立ってるし、
それは本能じゃなくて理性。
僕が作る意味って言うのを突き詰めて行けば理性みたいな常識の枠の中で作業するよりも本能に任せて作業した方が「僕」っていう個体の
本来の浅はかさとか、ウザさとか、経験則が出るんじゃないかと思ったんです。
あぁだこうだとこねくり回したり、
自分がその曲を作ってる時の感情というか直感を表出させてそれをそのまま収めるっていう作業が割と好きなので、
周りにはよく「根暗」とか「インテリぶってる」とか「バカ」とか「キモイ」とか「チビ」とか言われます。
根暗で結構!キモくて結構!でもチビは・・・・。
さぁ、次行こう。

2、Toi et Moi(トワエさん)
何かを作らなきゃいけないとか、
前にあったものを超えなきゃいけないとか、
なんか作ってる人だと常にそれは抱えてる悩みだと思います。
まぁ案の定そういうのに囚われて作れない時期っていうのはあるもんだし、
色々あったし。
んで結局そんなもんどうでも良いと。
とりあえず何か作れば良いじゃんと。
そんな感じで出来た曲です。
この曲案外良いよね。僕好きです。

3、Bright(ブライト艦長)
まぁブライト艦長とは呼ばれてませんがね。
これは昔からやってる曲で、今の僕らの曲の元となってる曲です。
基準的な。
LOOPになって一番最初に作った曲じゃないかな。
だから10年ぐらいやってる気がします。
地味に難しいんですよ、この曲。
リズムの取り方がね。

4、the poetry of ...(ポエトリー兄さん)
この曲は僕の中では一番外向けというか、
なんか楽しみたいなって思って作った曲です。
そんな風に思ったことなんて今までないんだけど、
みんなと楽しみたいっていう気持ちのみで作りました。
ギャグにも聞こえるコーラスワークが僕的にはツボです。
それを必死で歌っているメンバー、良いヤツです。
人と関わりを持つって良いよねって思って作った曲です。

こんな感じで、トラックを作る人の面からこんな思いを込めて曲を作りましたというのを書いてみました。
次は何を書こうかな、歌詞の方でも今度書きますね。
では、また今度。

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